おはようございます。
昨日の話しの続きですが
見せてもらったケアプランの1票からは
その利用者さんがどういう人なのかが全然伝わってきませんでした。
利用者や家族の希望もありがちな
「いつまでも自分の家で元気に過ごしたい。」
でしたし
下段の総合的な援助の方針も
誰にでもあてはまるような内容で
最終的に到達する目標、目指す生活が分かりませんでした。
確かにケアプラン1票のあの小さなスペースに
利用者や家族の状態や本当に考えていること
これから目指す暮らしやそれを役割分担して担う人
まだまだできないことまで書いていくのは大変です。
でも、1票を見ただけで
その人がどんな人で
どんな生活を望んでいるのか
それに対して、誰がどのように手伝っていくのか
それが分かるように書かないと
結局目標がぼやけてしまって
各サービス事業所の個別計画もぼやけてしまう
っていう結果につながってしまいます。
「でも、途中でわけが分かんなくなって
結局当たり障りのない文章になっちゃうんですよ~。」
そうそう
皆さんそう言います。
私も同じなんですよ。
でも、アセスメントを細かくしていったり
自分とは違う視点でみる人の意見を聞いたり
課題整理総括表を使ってみたりすることで
以前よりは利用者の目指す暮らしを深ぼりして聞くことができるようになりました。
また、迷ったときには香川県の出している
「居宅サービス計画 作成の手引き」
を何度も見直して基本に戻るように注意しています。
(知ってると思うけど「居宅サービス計画 作成の手引き」はこちら↓)
http://www.pref.kagawa.jp/choju/caremane/tebiki2908.pdf
基本に忠実に作成する。
それが大事なんですが
もう一つ、大事だと考えていることがあります。
それは
「ケアプランは利用者本人のためのもの」
っていうこと。
ケアマネが自分目線で決定するものではないと言うことです。
ケアプランはあくまで利用者のものです。
ケアマネの意見の押しつけにならないように
利用者目線で、利用者の本当の困り事にフォーカスできるようにがんばりましょう。
では、今日は天気が悪いようです。
運転に気をつけて、元気にいきましょう!