おはようございます。
先日、知り合いの内科の先生と話をしていました。
雑談で「外国人の旅行者が増えてますよね。」
なんて言ってると
「観光業界にはいいけど医療業界は困るんだぞ。」
っていうようなことを言われました。
「何が?」
って聞くと
「旅行中に病気になってしまったら誰が見るんだ。
日本は国民皆保険になっているけれど
外国人は医療保険証持っていない。
全額自己負担になっても払ってくれるとは限らない。」
そうか。
そうだよね。
日本は皆保険が当たり前だけど
外国では病気になっても保険かけてない人が多いから
簡単に病院にかかれないって聞くわ。
まだまだ、先生の勢いは止まりません。
「それだけじゃないんぞ!
最近は人の保険証を借りて病院に来る人が増えとって
後になって国保連から指摘を受けて取り下げになるんや。」
「え?保険の分だけでもくれんの?」
って聞いたら
「不正使用やけん取り下げるしかないやろが。」
って。
なんてこと!!
使った薬剤代も入らないなんて。
そういったケースが増えてきて問題になってるんですって。
他にも
「若い人の中には国民健康保険料の負担が大きくて
入っていない人が多くなっとるんや。
病院の窓口で保険に入ってないんやと言うてくれる人はえんやけど
何も言わずに後で持ってきます言うとって持ってこん人がおる。
そういう人がめっちゃ増えとんや。」
若いために収入が少なく保険料負担が大きい。
それは理解できるんですが
黙って受診するのはいただけません。
そんなことを続けていると
せっかくの皆保険が破綻してしまいます。
自己中心的なことばかりしていると
良い制度が台無しになってしまう。
そんなふうに心配していました。
皆さんの周りにはそんな人はいないと思いますが
良い制度をいつまでも続けるために
適切な使い方を伝えていきましょう。
では、今日も頑張っていきましょう!