おはようございます。
先日、兵庫県の有料老人ホームで
入居者が死後10日以上たってから見つかった
というニュースがありましたね。
事件性はないようですが
体調が悪いという情報を事前につかんでいたにも関わらず
見守り、安否確認などを行っておらず
見つかった時には死後10日以上経過していたとのこと。
この入居者、普段は介護の必要がなく
食事も自分で作るなど自立した生活が送れていたそうです。
しかし、亡くなる直前
様子を見に来た家族から
「体調不良なので見守りを・・・」
と、言われていたんだそうです。
それなのに、こんなかたちで亡くなってしまった。
ニュースの話しだけで原因を特定することはできませんが
家族からの要望を職員全員が共有できていたのでしょうか。
もしできていれば、今回のような
最悪の事態は回避できていたのでは・・・と
残念に感じてしまいます。
人はいつか死にます。
これは誰にも平等に訪れ
誰も逃れることはできません。
「施設(病院)にいるから大丈夫」
ということもありません。
でも
今回のように職員のいる施設で
死後数日たってから発見されるというのは
あまりに気の毒な気がします。
家族としても釈然としないものが残るのではないでしょうか。
どこに居ても死から逃れることはできませんが
せめて、亡くなった直後には見つけてもらいたいものです。
これから、多死時代(年間150万人以上が病老死する社会)がやってきます。
どこで死ぬか
どんな死を迎えるか
本人だけでなく
支援する周りの姿勢も整えていきましょう。
では、そろそろ梅雨入りでしょうか。
今日も元気にいきましょう!