kkphotoさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
高齢者を対象とした仕事をしていると
(語弊があるかもしれませんが)
「死」というものを常に意識をするようになります。
人はだれしも
いつかは死んでしまうものです。
死は、どんなに立派な人でも
有名な人でも
スポーツマンで健康だった人にでも
逃れることはできず
平等にやってくるものです。
誰もそこから逃げることはできませんが
亡くなる場所がどこか
どんなふうに亡くなるかで
死の持つ意味が大きく変わってくるのではないかと思います。
一時話題になった「孤独死」は
一人で亡くなって誰も見つけてくれない
そんな状態を指すものでしたが
ほとんどの人はそれは高齢者の問題だと思っていました。
ところが、最近、大阪の調査では
孤独死となった人の中に
40代、50代の男性が多いことがわかりました。
その記事はこちら↓
https://digital.asahi.com/articles/ASN26778HN25PTIL01G.html?pn=9
記事にも書かれていますが
この年代での孤独死の多さは衝撃的です。
高齢者の場合は一人暮らしでも
介護保険を使っていることが多いので
誰かが見つけてくれることが期待できます。
しかし
40代や50代という若い世代では
ほとんどの場合介護保険は使っていません。
本人が社会とつながりを持っていないと
誰も訪問してくれないのです。
この記事は
孤独死が高齢者だけの問題ではないということを示すと同時に
周りの人とかかわりを持つことの重要性
コミュニティを持つことの重要性を示してくれているのだと思います。
女性に比べて男性はおしゃべりが嫌いな人が多いと思います。
コミュニケーションが優位の女性に比べ
どちらかというと、自分の世界を大事にする人が多い気がします。
インターネットの発達した現代において
人と関わらずに生活することは簡単になりました。
ただ、人と関わること
社会と関わり続けることは
とても重要なことなのです。
孤独死が悪いとも思いませんが
どこかに自分の所属するコミュニティを持っておきましょう。
仕事ではないところでね。
では、月曜日です。
今週も頑張っていきましょう!