nmさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
この間、こんな相談がありました。
「高齢者の一人暮らし。
兄弟から金銭の無心があって、本人は人がいいからついつい渡してしまう。
今後も無心が続くようなら、本人の生活ができなくなってしまう。」
うんうん
あるよね、こんな話。
兄弟だから、情があったり
無心に来るのが兄や姉なら
年下の兄弟はなかなか「嫌」と言えない
なんていう事情もあったりします。
本人にたくさん財産があって
兄弟のために何かしてあげたいと思っていて
生活にも困らない状態なら
まあ、そういうのも仕方ないのか・・・
とも思いますが
私の個人的な考えでは
いくら肉親といえどもお金を渡すのは感心しません。
なぜかというと
その兄弟がそれで立ち直ればいいですが
頻繁に無心に来る場合はギャンブルなどにつぎ込んでいることが多く
いくら助けても問題の解決にはならず
それどころか
反対に
「くれるのが当たり前!」
と、思いこませてしまうからです。
結局、本人のためにならないんです。
でも
いくら周りが説得しても本人が
「それでいい。」
と、言えば、どうしようもありません。
あくまで本人のお金は本人のもので
持ち主がどう使おうと
周りが強制的に止めさせることはできないんですから。
しかし
本人が「渡したくない。」
といえば、助言したり
必要な機関につなぐことができます。
本人の本心がどこにあるのか
身近で、付き合いの長い支援者が
しっかりと聞き取って解決に結び付けましょうね。
では、今日も良い天気になりそうです。
元気にいきましょう!