おはようございます。
次の制度改正に向けて
いろんな議論が出ているところですが
先日は財務省が
「サービス付き高齢者住宅で暮らす利用者に対するサービスの適正化を注文。」
と出ていました。
今は同じ建物内にいる利用者に対して
訪問介護が訪問してサービスを提供した場合
「同一建物減算」
というのが適用されて
訪問介護の報酬単価が引き下げられるようになっています。
で
これを居宅のケアマネジメントにも適用させろと言ってるわけですが
いやいや
効果あるん???
訪問介護や通所介護の「同一建物減算」だって
1回の単価は低くても
回数行けば同じじゃないですか。
確かに家事支援の適正回数なんていうのも
一応決まっていて、制限かけられてますが
特別な事情があれば訪問できることになっています。
「膨らみ続ける給付費の抑制につなげることが狙い。」
とは、言ってますが
それを言い出してから何年たってるんでしょうか。
それに、高齢者の数自体が
今後しばらく増えるのに
自然と給付費も増えるのは当たり前です。
そりゃ、誰かが口を酸っぱくして言わないと
湯水のごとく介護給付費が出て行っては困ります。
何らかの対策を打たないといけませんが
効果的な対策は今のところないように感じます。
確かにサ高住の規制強化は必要かもしれません。
ただ、やるのであれば
どのような効果が出たのか検証してほしいと思うのです。
訪問介護や通所介護の減算がどのくらい効果があったのか
数字で見てみたいと思いませんか?
意地悪かな?
では、今週も元気にいきましょう!