おはようございます。
以前から検討されていた
居宅介護支援事業所の管理者要件の延長が正式に決まりました。
もともと来年度末までに
居宅の管理者をしている人は
主任ケアマネを取ってくださいと言うものでした。
しかし
そもそも主任ケアマネを取得するためには
5年の経験が必要なため
この話が持ち上がった前回の改正からでは間に合わないところがありました。
そこで延長を望む話が出てたんですが
それが正式に2027年3月末まで延長することが決定されました。
ただ、延長が認められるのは
2021年3月末で居宅の管理者が
主任ケアマネでない事業所だけ。
それ以降に新規事業所を立ち上げたところは
絶対に主任ケアマネを配置していないといけません。
急に病気やけがで主任ケアマネがいなくなった場合は
特例として1年だけ延長を認めるようです。
その時は
理由や今後どう対応するかなどの計画をたてて
保険者に提出しなくてはいけないとのこと。
国はこの機会に小さな個人事務所を閉鎖に追い込みたいのかな?
と、想像してしまいます。
「近くの事業所と合併するなど・・・」
なんていう話しも出ていますので
サービス事業所と同じで
大規模化させていきたいんだろうな~と感じるんです。
主任ケアマネがいる事業所は
新人ケアマネに同行するなど
指導がしっかりできている。
主任ケアマネがいる事業所は質が高い。
人材がたくさんいた方が研修などに出やすい。
そんな理由があって「大規模化」を勧めたいようです。
個人的な意見ですが
確かに大勢の人がいれば
替わりあって研修など参加しやすくなります。
しかし、だからと言って質が高いか?と聞かれると
それについて100%そうだとは言えません。
今はどの専門職、資格も
取った後に研修がたくさんあります。
もちろん研修を受けた方がいいのは分かりますが
仕事ができる時間が少なくなり
負担になっているのも事実です。
最近ではeラーニングなどもあるので
そういったものを効果的に活用してもらえないかと思います。
皆さんはどう思いますか?
さて、月曜日です。
年末がどんどん近づいてきますが
今週も元気にいきましょう!