sumochannuさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
また、コロナウイルス感染が広がってきたので
介護保険施設や有料老人ホームなど
高齢者が住んでいるところでは
外部からの面会が制限されています。
ケアマネが利用者と面接しようとしても
「今は本人と会えません。」
とか
「施設内には立ち入れません。」
と、断られてしまいます。
モニタリングや担当者会議もあるので
何とか本人と電話で話ができるようにとか
扉の向こう側まで連れてきてもらったり
中にはフェイスタイムなど
顔の見えるツールを使って話したりしています。
が
この間はある施設で
そんな提案をしても全く取り合ってくれず
「できません。」
の一点張りのところがあったとのこと。
保険者にもそんな話をしたところ
「それでケアマネの仕事ができていると言えるんでしょうか?」
と、問題提起されたそうなんです。
そうなんですよね。
保険者の言いたいこともよくわかります。
ケアマネも何もしていないわけではなく
ホントにいろいろと提案して
利用者の状態を職員から聞き取ったり
往診の医師や歯科医師から聞き取ったりもしていたんです。
それでも施設からはいい返事がなく
どうしても本人と直接話をするとか
顔を見るということができなかったそうなんです。
結局、保険者からは
「そのような提案をしたことを記録にきちんと残しておいてください。
ただし、今後も本人と話ができるようにいろいろな手段を高じてください。」
との返事でした。
でね
ここで言いたいことは
どうしても面接できないといわれても
今どきはいろんな手段があるよね
ということと
1回であきらめちゃダメだよ
ってこと。
そのケアマネの話を聞いていると
施設の担当者も忙しいのか
対応することを面倒がっていたんじゃないかな~って。
勝手ながら感じちゃったんですよ。
どこも人手不足で大変だということは分かるんですが
やはり、利用者のことを一番に考えると
ケアマネや家族との会話やドア越しや画面越しの面接も大事なんじゃないでしょうか。
なじみの人と話ができる
顔が見られるというのは
安心感にもつながり、精神的に安定します。
体調の変化にも気づくかもしれません。
周りのケアマネからは
今回のコロナ対応でいつも以上に時間、手間がかかるとの声もきかれます。
でも
大事な利用者のために
いろんな工夫や提案をしていきましょうね。
では、今日も頑張っていきましょう!