おはようございます。
一昨日のニュースで
自宅で死亡した母親の遺体と約10か月一緒に暮らしていた
45歳の引きこもり男性の話が出ていました。
近くの交番に「自殺したい」と言って立ち寄ったところから
今回逮捕されてしまったんですが
さて、この事件どんなふうに思われましたか?
この人、6年前までは仕事に行ってたらしいんです。
お父さんが亡くなったことで
認知症のお母さんの介護をするために仕事を辞めたそうです。
その後、どうやらサービスを使うこともなく
自分一人で介護していたようですが
あまり外に出ることもなく引きこもり状態だったとのこと。
交番に行ったのは
「人と話がしたかった。」
からだそうですが・・・。
逮捕されるときの表情を見ても
少しほっとしているように見えるのは私の考えすぎでしょうか。
先月から国は引きこもり対象者の
年齢を引き上げて調査を始めたようです。
というのも、今までの調査では
対象者の年齢は39歳までだったんです。
いやいや、今巷で問題になってるのは
40代、50代の引きこもり者なんです。
なのに39歳って・・・。
しかし、これでも対象年齢が上がってたんですよ。
もっと前は30歳までだったので
全然実態が把握されてなかったんです。
やっとというか、遅いわというか。
閉じこもり、引きこもりが悪いということではなく
なかなか社会に出ていけない
そのことによって生活のし辛さを感じている。
そんな人たちがかなりな人数いることを知ってほしい。
そして周りは
その人たちを責めたり
反対に同情するのではなく
自分の問題として向き合える環境を
作っていかなくてはいけないと思います。
一朝一夕にできるものではありません。
国が対応を考えるのはもちろんですが
地域に暮らす私たちも何ができるか考えていきませんか?
明日は我が身
そんなふうに考えてしまうんです。
皆さんはどう感じますか?
では、新年から暗い話でしたが
元気をだしていきましょう!