soraraさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
昔のことを思い出していました。
中学生のころ
家で育てている花を毎週学校に持って行ってました。
こんな私ですが
趣味が植物図鑑を眺めたり
庭いじりをしたりすることだったので
花が好きなんですよ。
だから、季節ごとの花を部屋の中に飾ると気持ちがよくて
学校にも飾ってると自分が気持ちいいからもっていって飾ってたんです。
そこには
誰かに褒めてほしいなんて気持ちはなく
ただ単に
自分がしたいからやってる
という気持ちしかなかったんですが
ある日、突然
ホームルームの時間に先生から賞状をもらったんですよ。
なんて書いてあったかは忘れたんですが
クラスの美化に協力したか務めたか
そんな内容だったと思います。
毎週花を飾ってたのを
賞状という報酬でねぎらってくれたんですね。
まあ、悪い気はしませんでしたが
そんなものをもらおうと思ってやってたわけじゃなく
ほんとに、自分がやりたいからやってただけなので
かえって申し訳ないなと感じたものでした。
ところがですね
もう、想像がつくかと思いますが
これを見た生徒の中から
苦情というかやっかみというか
悪口を言うやつが出てきたんですよ。
「花持ってくるだけで賞状もらえるんだったら私やってもらえるわ。」
「ええ恰好して。」
「そんなに先生に褒められたいんか。」
はいはい
むかーしから友達もいなかったので
全然気にはしませんでしたが
「そんなこと言うんだったら、自分がやれや。」
と、思ったり言ったりしてました。
(余計なもめごとも起こす天才ですから。笑)
まあ、こういうやつは卑怯だと思ってたんですが
ところがね
社会人になるとこういった「後だしジャンケン的」やり方も
効果的なことがあるってわかってきたんですね。
どんなときかというと
利用者とのコミュニケーションにおいてとか
レクリエーションをするときなんです。
徹底的に後だしジャンケンをする。
利用者が「〇〇が好きなんだよ。」というと
「そうなんですか、〇〇が好きなんですね。」と
言葉を繰り返したり、要約して伝えることで
相手に聞いているよと伝えることができます。
また、高齢者向けには
認知症予防に効果があるとされる
そのまんま「後だしジャンケン」
「ジャンケンぽいぽい」ともいわれたりしますが
後だしで勝ったり負けたりするもので
これ、結構楽しい。笑
脳の活性化に効果が高いとされるのは
後だしで勝つときよりも、負ける時のほうだそうで
いつもと違うことを脳が認識すると活性化につながるんでしょうね。
ということは
中学生の時に私の悪口を言った人たちは
普段やらない「花を飾る」ということをその時にしていれば
脳が活性化してたのかもね~。
なんて、毒はいてます。
根に持つタイプなんでね。笑
まあ、ずるいとかマイナスイメージが強かった後だしジャンケン。
こういった活用法もあるってことで
いろいろと試してみてください。
今なら笑い話にできますよ。
では、今日も笑顔でいきましょう!