恐怖<信頼

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おはようございます。

 

最近、新たなつながりを作っています。

 

ある知り合いの人が

ZOOMというネットで会議ができるものを使って

世界中の人とつながり、勉強する機会を持とう!

ってやってるんですが

先日、面白いことを言っていました。

 

このZOOM、双方向に通信ができるんです。

お互いに顔を見ながら話ができるので

とてもいいツールなんですが

中には「顔出しが恥ずかしいわ」という人がいます。

 

なので

顔を出さなくても会議に参加することもできるという

なんとも素晴らしいものなんですね。

 

ところがですね

このつながりを考えた人が言っていたのが

「顔が見えない人に話をするっていうのは

かなりしんどいんですよ。」

 

「考えてもみてください。

こちらから見えるのが全部真っ黒の四角で

自分からは相手が見えないけど

相手からはじっと見られてると思ったら怖くないですか?」

 

ああ!

ほんとだ。

怖いわ!

 

この前も角度が違えばって話を書きましたが

そうですよね。

こちらは恥ずかしいので顔出しNGだけど

相手の立場に立ってみれば

知ってる人か知らない人かも分からない

自分は顔を見られてるのに相手は顔を出さない。

 

「昔テレビでよくやってたでしょ。

箱の中にタレントが手を入れるゲーム。

あれは、中に何が入っているか分からない状態だから

みんなビクビクしながら手を突っ込んでる。」

 

「ああっ!って一瞬触って

なんか毛が生えてるっ!

って、驚くでしょ。」

 

「でも、最初から

中に入っているのが猫だと知ってたら

すぐに手を突っ込めますよね。」

 

そうですよね。

中に何があるかを知っていればどうってことないものでも

見えないとすごい恐怖を感じる。

 

高齢者にデイサービスやショートステイを勧めても

「そんなとこには行かん!」

と、頑として受け付けない。

 

そんなことはないですか?

 

あれは、知らない、見えないことからくる恐怖なのかも・・・。

 

だから

「一度見学に行って見ましょうよ。

家族さんと一緒に行きませんか?

中身を見てから決めましょう。」

って、お勧めするんですよね。

 

私は知っていて

だからいいものだと勧めても

知らない人からすると

見たこともない

聞いたこともないものに簡単には飛び込めない。

 

それでも

「行って見ようか・・・。」

と言ってもらえるのは

勧めているあなたというケアマネを信頼しているから。

 

まずは自分を信頼してもらうこと。

そして、相手の不安、恐怖を払しょくできるように説明すること。

出来れば、見える化してあげること。

 

そういったことを

相手の心理も理解しながら

丁寧に行っていきましょうね!

 

では、月曜日です。

今週も暑くなりそうですが、元気にいきましょう!

 

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