おはようございます。
運営基準の読み合わせをしているなかでのことです。
モニタリングってどうしてる?
運営基準の中でモニタリングは
利用者についての継続的なアセスメントを含む
と、書かれています。
なので、サービス利用状況の確認だけでなく
状態や状況の変化も見ていかないといけないんですよね。
そして
第13条の13
居宅サービス計画の実施状況等の把握及び評価等
モニタリングに訪問した時に
利用者の解決すべき課題の変化に注意して情報収集して
必要があれば医師や歯科医師、薬剤師に提供するとなってます。
でね
丁寧にどのようなことに注意するかという例が書かれてて
薬が大量に余っているとか服用を拒絶している
口臭や口腔内出血がある・・・
その他
もろもろ・・・
なんて話をしてたら
参加者の一人が
「この間利用者さんがかき食べてたんですよ。
だけどそれが、本人が嫌いな熟したかきだったんですよ。」
ん?
「その人、硬いかきが好きで
熟したのは嫌いって言ってたのに熟したかきを食べてたので
どうしたのかと思ったら、歯が3本も折れてたんです!」
ありゃま!!
「最近はマスクをしてるので見た目では分からなくて
たまたま利用者さんが熟したかきを食べてるのを見て、あれって思ったんですよ~。」
いや~、すごいね。
利用者が硬いかきが好きなことを知ってて
熟したかきを食べているので異変に気付いたなんて!
今はみんなマスクをしてるから表情が見えにくいし
口の動きが悪くなってて、誤嚥もしやすくなってる
面倒になってくると歯磨きもしなくなるのかな。
そうなると、歯周病にもなるかもしれない。
普段から利用者の好みや、様子をしっかり見てたから
気が付いた変化だったと思うんだけど
それでも、「マスク」っていうものがあることで
気づくのが遅れちゃったんだね~。
マスクしてなかったら、もっと早く気づいてたでしょうね。
こんな感じで、利用者のことをどのくらい知ってるかで
モニタリングやアセスメントの結果は変わってくる。
初回アセスメントでは無理かもしれないけど
何度か訪問して、話をして、モニタリング、アセスメントして
信頼関係が結べて行くと、分かってくることも多いと思う。
何より大事なのは
「その人のこと、もっと知りたい。」
と、思うことじゃないでしょうか。
その人のこと好きだと、もっと知りたいと思うじゃないですか。
利用者のこと好きになって
もっと知っていきましょう。
そしたら、アセスメントもモニタリングも進化できるんじゃないかな。
「あれ?髪切った?可愛くなったやん!」
って、言えるようにね~。(笑)
では、今日も張り切っていきましょう!