おはようございます。
先日、最高裁で青年後見人には
家族がふさわしいと言う見解が示されました。
おいおい
ちょい待ちや。
ほんま、あれこれ振り回してくれるわ。
前に親族後見人の不正が多いからって
専門職を後見人にした方がいいって言ってなかったぁ??
まあ、ええけどさぁ
確かに親族後見の方が何かと都合がいいとは思う。
何度も書いてるけど後見人は保証人にはなれないし
医療同意もできない。
インフルエンザの予防接種の同意さえ
ほんとはしてはいけないことなんだけど
これが親族後見人だったら
後見人としてではなく
親族としてサインができるからね。
病院や施設としては都合がいいでしょうね。
だけどね
親族でもめてるところはたくさんあるんだよ。
骨肉の争いっての
お金でもめて裁判までやってるところたくさんあるし
延命措置をしなかったって
本人が亡くなった後であーだこーだやってるところもあるし。
誰が後見人に適当なのかっていうのは
ケースバイケースなんだと思う。
だけど、それを出された書類だけで判断することはできないでしょ?
その前に、「親族後見がいい」なんて判断出してどうするんだい?
って、思ってしまうわ。
被後見人の利益を一番に考えて
職務を忠実に果たしてる専門職後見人はたくさんいる。
(そりゃ親族後見人もきちんと見守ってる人いるでしょうけど)
それを
「親族にしてもらった方が簡単だから。
何かと便利だから。」
って理由だけでそっちの方がいいって
簡単に言わんといてほしいわ。
親族後見人にも悪いと思う。
制度上できないことがあるのが後見人なのに
そこは都合よく「親族だからやってもらいましょう」なんて
制度作ったんは誰なんじゃい?!
小手先でこねくりまわさんと
根本的な解決をしていかんと
結局親族が後見人になったって困ったことは
後から後から、どんどん出てくると思うわ。
もっと全体的なことを
しっかり検討してもらいたいと
強く思ったニュースでした。
では、月曜日です。
30年度最後の週。
何かと忙しいと思いますが
あわてず、騒がず、落ち着いていきましょう!