成長するとき

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おはようございます。

 

いつも「利用者の意思を尊重するように。」

って言う話をしていますが

時々それだけではダメなケースが出てくることがあります。

 

本人の意思を尊重すればセルフネグレクトでも

「今のままが良い。」ということもあります。

しかし、本人の安全や権利擁護を考えたときに

どうしても本人の意思に反してでも

サービスの利用や、時には施設入所を勧めないといけないことがあります。

 

このようなときに、支援者は大きな葛藤を抱えることとなります。

 

しかし、葛藤を抱えながらも

職業人としての価値観

専門職としての倫理観

世間一般の常識

法律に照らし合わせて「公共の福祉に反しない限り」とか

そういった考え方もしながら判断、決断していかなければなりません。

 

ただ、この時に1人で判断しなさいというのではありません。

一人で一生懸命悩んでも

考えの整理ができなかったり

間違った判断をしてしまう恐れもあります。

ケアマネなら主任マネージャーに相談する

居宅の管理者や地域包括支援センターに相談する

そういった行動が必要になるでしょう。

他にも介護保険課や長寿福祉課にも相談できるかもしれません。

同じ法人に努めていても職種が違えば

アドバイスが違うかもしれません。

 

人に話を聞いてもらうことで悩みは小さくなり

気持ちが軽くなったりします。

課題の整理ができ、方向性が見えてくることも多くあります。

人に聞いてもらうという事は非常に大きな効果を生むんです。

 

それでも迷ってしまうと言う場合は

先日書いたビジョンと同じです。

自分のビジョン(理念)に立ち戻りましょう。

 

また専門職にはそれぞれの倫理綱領があります。

倫理綱領や行動指針を読み返して考えていきましょう。

 

自分の勝手な思い込みや経験値だけで考えてはいけません。

基本となる行動指針をしっかり持つようにしましょう。

 

こんな悩みを感じるケースは

たいていの場合困難事例です。

困難事例に出会った時は

あなたの専門職としての力量や倫理観が試されるときです。

そして、自分が成長できるときです。

 

じっくり考えつつ

かつ

スピード感を持って何事も経験していきましょう。

 

では、今日も張り切っていきましょう!

 

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