おはようございます。
昨日は高松市在宅医療コーディネーターの養成研修でした。
今回のテーマは認知症。
連日認知症の話ばかりしていますが
今日も少々お付き合いをください。
在宅医療コーディネーターの養成は
高松市と高松市医師会が共同で行っています。
今年で4回目だったでしょうか。
今回もいつもと同じ40人ほどの参加者です。
看護師や理学療法士、メディカルソーシャルワーカー
ケアマネや薬剤師も参加しています。
参加するためには
高松市医師会に加入しているお医者さんの推薦状が必要なので
少しハードルが高いと感じる方もいるようです。
今回のグループワークの事例は
認知症のある女性と介護している夫の話し。
認知症の診断は受けていないけど火の不始末があり
膝関節症のため外出が減ってきている。
糖尿病の内服治療中だが飲み忘れがある。
夫と二人暮しで他の家族はいない。
夫の介護負担も大きくなって来てるけど他の人の受け入れ悪し…
っていう人の支援をどうしていくか。
毎回思いますが
このグループワークは発言する人がどこに所属しているか
何の職種かによってその内容が大きく違うんですね。
やっぱり、これは専門性の違いでしょうね。
今回の内容でも
ケアマネは介護保険の申請をまずしましょうとなりますし
理学療法士は膝が悪いんだからリハビリをと言いますし
薬剤師はきちんと服薬ができるように支援しましょうとなります。
全部、いいんですよね。
全部やりたいんです。
うまく受け入れてくれたら何の問題もないんです。
ただ、今回のケースは受け入れが悪く…ということなので
さて、どうしようかとなるわけです。
実際の事例ではリハビリをするということで
訪問を受け入れてもらい
そこから他のサービスにつながったそうです。
そういった事例を聞くだけでも参考になりますし
みんなで意見を出すことで
自分では気づかないところに目が行くようになり
新しい知識を得ることもあります。
それに、普段は病院の看護師や理学療法士
その他の専門職と会う機会はめったにありません。
私もここで知り合いになった人とは
今でも連絡を取って分からないことは質問したりしています。
皆さんも研修などで他の職種の人に出会うことがあるでしょう。
せっかくの機会を逃さずに知り合いになっておきましょう。
そして、お互いに知っていることを提供し合いましょう。
では、今日も元気にいきましょう!