おはようございます。
日曜日の事例検討では、事例の紹介を行なった後
・転院することは出来ないか
・施設に入所することは出来ないか
・在宅に帰ることは出来ないか
について、順番に検討していきました。
転院については
費用が比較的安く抑えられる
リハビリが出来る
という理由から、実際も検討したそうですが
リハビリ転院できる病院に空きベッドがなかったり、吐き気が治まったのが直前だったので転院には至らなかったとのこと。
施設入所については
本人の年金が月9万円だったので、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)を検討したそうですが
特養は申し込み人数が多く
その他の施設は費用が高額
という理由から、入所は出来なかったとのこと。
在宅に帰ることについては
市営住宅の2階
親族がいない
サービスとサービスの間に隙間ができる
という理由から、帰ることは出来なかったとのこと。
その他、キーパーソンがいないため、成年後見制度の利用を検討したり
入院費用を払うために生活保護の申請をしたり(入院中の保護基準を超えていたので、却下になったとのこと)
障害者認定の検討(受傷から短期間だったため、申請に至らず)
をしたそうです。
実際のプランは成年後見制度の申し立てをしながら、「ロングショート」(日本語になってない…)で、特養に移ったとのこと。
確かにロングショートが現実的なプランだと思います。
しかし、介護保険は在宅が基本です。
「無理だから」と、初めから在宅を飛ばしてしまわないで、いろんな検討を行なうようにしましょう。
では、金曜日です。
今日も口角を上げていきましょう!