FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
先日、高室先生のZOOMミーティングに参加していて
ほかの参加者から聞いた話です。
コロナウイルスに感染するのが怖くて
デイサービスやデイケアの利用を控えた利用者がいた。
利用控えをする前は要支援程度で
自分でとなり近所や買い物にも行けていたのに
2か月自宅に引きこもった結果
足腰の筋力が弱り、転倒、骨折して入院してしまった。
こういった利用者が
一人のケアマネが担当している利用者の中で
3人もいたそうです。
担当のケアマネは
その利用者のリスクが分っていたので
何度か連絡して
様子を確認していたそうです。
しかし、閉じこもりによる身体機能低下は予想以上に高く
コロナの騒ぎが起こるまで
自分で歩いて買い物に行けていた利用者が
あっという間に機能低下を起こし
自宅内で転倒してしまったのだそうです。
こんな時、何ができただろう。
そのケアマネが何もしていなかったわけじゃないですよ。
とても優秀なケアマネなので
リスクは十分わかっていたし
それに対する安否確認の声かけや
自宅でできる運動なども伝えていました。
それでも機能低下が防ぎきれなかった。
ということは
ケアマネが一人で頑張ろうとしても
限界があるということなんですよね。
今回のコロナ騒ぎは突然のことで
上手く対応ができませんでした。
でも、いつまでも同じことをしていてはいけません。
もしかすると
というか
ほぼ確実に第二波、第三波が来ます。
その時に
「怖いから家から出ないわ。」
を、選択した利用者に何ができるのか。
今回と同じように機能低下を起こして
転倒、骨折、入院をさせるのか?
いろいろな専門職や事業所と連携して
今のうちにできることを
しっかり考えて準備しておきましょう。
何ができるかって?
それは
連携する人たちによっても
変わってくるんじゃないでしょうか。
こういう時こそ
「イノベーション」が生まれるいい機会です。
前向きに
いろんな角度から見て、考えて
協力して、作り上げていきましょう!
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!