おはようございます。
昨日、適切な情報提供を…と書きましたが
「まだ、新人なので分からないことが多い。
利用者から質問されても困るんですけど…。」
っていう人も多いんじゃないでしょうか。
どんなにベテランになっても
介護保険は3年ごとに改正がありますし
細かなルールがあるので
全部を網羅するのはかなり難しいと思います。
だから、ケアマネを始めたばかりの人が
「分かりません。」
と、答えてしまうのはし方ないことかもしれません。
しかし
利用者や家族にとっては、そういわれると
「じゃあ、誰に聞けばいいのよ!!」
って腹を立てるか
困って不安になるか
どちらかになってしまいます。
「でも、分からないのにどうすればいいの?」
そう、そこが肝心ですよね。
分からないのに適当に答えることはできません。
そんな時には
「うろ覚えなのできちんと確認してお返事しますね。」
と、即答は避け
帰社してから早急に他のケアマネや本などで確認しましょう。
また、その返事についても
できるだけ早く利用者、家族に伝えましょう。
特に初めて介護保険を利用する人は
ケアマネは何でも知っている人…と勘違いしがちです。
私は契約のときに
「私も分からないことがあるかもしれません。
でも、そんなことが出てきたときは
少しお時間をいただくかもしれませんが
きちんと調べてお返事しますね。」
と伝えています。
「でも、介護保険以外のことを聞く人もいるでしょ?」
そうなんです。
いるんですよ。
「ケアマネなのに、そんなことも知らんのか!」
と、お叱りを受けることも。
ただ、まったく分野の違うことなら
「間違ったことをお伝えしてはいけないので
○○に問い合わせていただく方がいいと思います。」
と、窓口になっているところの連絡先を伝えましょう。
ケアマネは何でも知ってる人ではありません。
また、何でもやってくれる、小間使いでもありません。
ただし、「分かりません。」などと答えずに
調べたり、窓口を伝えたりして
誠実に、丁寧に伝えていきましょう。
では、今日は雨です。
運転に気をつけて、頑張りましょう!