おはようございます。
加算で一番取りやすいのは
「入院時情報連携加算」
かなと思います。
この連携の取り方が今年の春から少々変わりました。
今までは様式は特に指定なかったのですが
網羅しなければいけない内容が決まりました。
国からは「情報提供書」として様式例が示されています。
国から出されているからと言って
「絶対にこの様式でなくてはいけない。」
ということではないのですが
必要とされる内容を網羅しているので
これを使っている方が安心でしょう。
どうしてもこれ以外を使うという場合は
必要事項の漏れがないか
しっかりチェックしてください。
また
制度改正前は病院を訪問し、職員と面接して情報提供した場合と
それ以外の場合で単位が分けられていましたが
今回の改正で情報提供の仕方は問われなくなりました。
今年度からは、入院してから3日以内の情報提供なら
提供の仕方に関わらず「加算I(200単位/月)」を算定できます。
入院してから4日以上、7日以内なら
単価の安い「加算II(100単位/月)」となります。
以前は病院を訪問することに重点が置かれていましたが
今回の改正では「早く」情報提供することが評価対象となっています。
なので
「情報提供書」をFAXやメールなどで送るという方法でも
入院後3日以内なら加算Ⅰが算定できるんですね。
これはぜひとも算定してほしい加算です。
だって、利用者が入院して放っておくケアマネはいないですよね。
できるだけ3日以内に
FAXやメールなどで情報提供書を病院に送って
加算を算定しましょう。
ただ、この時に、相手に届いたかどうかの確認も必要です。
送りっぱなしで
「せっかく送ったものが行方不明になった。」
なんてことになったら大変ですからね。
そして、加算の算定要件にもう一つ重要なことがあります。
病院へ情報提供書が届いたかどうか確認したら
その記録を残しておかないといけないんです。
今回の改正のQ&A1の問139にもありますが
必ず支援経過等に書いておきましょう。
これを忘れていると加算の算定ができなくなりますよ。
せっかく細かな情報提供書を作るんです。
その評価はきちんとしてもらいましょう。
では、金曜日です。
今日一日、頑張っていきましょう!