これからときどき施設の紹介をしていこうと思います。
今回の施設は、香南町にある
「グループホーム悠悠香南」
平屋の概観もすてきです。
もっと詳しく紹介する前に、まずは「グループホーム」というものについて説明が必要ですね。
「グループホーム」には、高齢者向けと障がい者向けがあります。
ちょっと性質が違うのですが、今日は触れるのを止めましょう。
今日説明するのは、高齢者向けの「グループホーム」です。
「認知症対応型共同生活介護」とも言います。
その名の示すとおり、認知症の高齢者が少人数で共同生活をしながら、認知症の専門的な介護や訓練を受けられる、家庭的で地域に密着した施設です。
少人数というのはだいたい5~10人となっていますが、高松市内では9人を1ユニットの定員にしているところがほとんどです。
ここを利用するときの注意点があります。
1)認知症の診断がついている人が入ります。
2)地域密着型なので高松市内(施設がある市)に住所がない人は入れません。
では、悠悠香南さんの紹介です。
家庭的な悠悠さんの玄関はこんな感じ。
普通の家の玄関が少し広くなったような感じです。
玄関を入って左右に一つずつユニットがあります。
1つのユニットに9部屋があり、全て個室です。
一つのユニットにトイレは3つずつ。
どの部屋からも近くなっています。
日中は皆さん部屋から出てきて、真ん中のサロンにいます。
サロンの上は吹き抜けで、自然な明かりが入ってきます。
すぐ横にはキッチンがあり、職員さんがその場で調理したものを出してくれます。
その場で調理しているので、一日中おいしそうな匂いが漂ってます。
職員さんは、入居者さん9人に対して2~3人が常時います。
夜間は1人に減りますが、隣のユニットにも1人いますから、緊急時には協力して対応しますとのこと。
特浴という歩けない人向けの浴槽もあり、要介護度が重くなってもできるだけ介護したいとのこと。
毎週レクリエーションの日もあり、簡単な調理をしたり、外食やお花見に出かけたりしているそうです。
興味のある方は、一度見学してみてはどうでしょうか。