おはようございます。
台風は大したことなく過ぎていきましたね。
朝晩涼しくなり、モズの声も聞こえています。
先日の相談者
話が終わった後に雑談をしていました。
その話のなかで
「大藪春彦と同級生なんですよ。」
って。
「え?大藪春彦って、あの大藪春彦ですか?」
と、まの抜けた質問を返すと
「ええ、野獣死すべしとか書いた大藪春彦です。」
とのこと。
「え~?!大藪春彦って、高松に住んでたんですか?」
と聞くと
「お父さんが〇〇高校にお勤めだったので。」
で、お互いに文章を書くのが好きで
よくいろんな話をされたそうです。
その当時は戦後であっても
まだまだ言論の自由がない時代で
思想的な話を書くと先生から叱られたり
書いたものを燃やされるなどしたそうです。
うわ~、そんな時代があったんだ。
今では考えられないような話ですよね。
でも、お話を聞いていると
今の若者よりも、ずっと大人びた感じを受けます。
生きることに一生懸命で
ぎりぎりの中で生活しているからか
なんでも自分で考えて、責任をもって行動していたんでしょう。
だから、今の同年代の子たちより
大人びて感じるんでしょうね。
では、今の若者が良くないかというと、そうではなくて
今の若者もいろんなことを知ってるし
行動力もあったり、発想力も素晴らしい。
ただ、確かに数十年前の若者に比べると
全体的に大人になるのがゆっくりな気がします。
時代の流れとともに変わっていくので
一概にどちらがいいとは言い切れませんが
時代によってさまざまなんだなぁと
改めて感じました。
大藪春彦の件については不勉強だったので
相談者が帰った後にウキペディアで調べましたよ~。(笑)
では、お彼岸です。
お墓参りに行ったりして、穏やかに過ごしましょうね!