oldtakasuさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
昔、といっても数年前のことですが
友達によく言われた言葉があります。
それは
「時間は誰にでも平等で有限なんだ。」
そうなんですよね。
私たちは元気なうち、若いうちには
自分がいつか歳をとって高齢者になっていく
そして、死んでいくのだということを
ついつい忘れがちです。
時間が過ぎていく=歳をとる=命が短くなっていく
ゆえに、時間というのは命と同じように
とても大事なものだということも忘れています。
そう
時間と命というのは有限なんです。
時間を大事に使うという事は
自分やほかの人の命を大切にすることと同じことです。
この「大事に使う」という基準は
人それぞれ違うと思います。
ケアマネは高齢者を相手に仕事をする人です。
通常、歳をとればとるほど
残りの時間というのは短くなります。
その短い時間をいかに輝かせていくか
それがケアマネの仕事だとも言えるんじゃないでしょうか。
利用者にとって大事という基準がどこなのか
大事な時間をどのように過ごすとうれしいのか
丁寧に聴きとって
その人にとって良い時間(命)の使い方を提案しないといけないと思うのです。
以前から、ケアプランをAIに作らせるという話が出ています。
「AIがケアプランを作ればケアマネが不要になる。」
そんなことを言う人もいます。
しかし、AIに利用者の大事な命
時間の使い方を適切に考えることができるでしょうか?
いや
いつかはできるようになるのかもしれません。
でも、今のAIに人間の感情を理解して
利用者の命を輝かせるケアプランが作れるとは思えないんです。
今はビックデータから
最適なケアプランを導き出すことはできても
その人にとって最適な命の使い方
時間の使い方を導き出すことはできないと思います。
そこは人間にしかできない。
利用者の気持ちに寄り添えるケアマネにしかできない。
そんなふうに思っています。
皆さんはどう思いますか?
利用者や家族の時間を大事にしていますか?
そして
あなた自身の時間も大事にしていますか?
利用者だけでなく、あなたの時間も大事にしましょう。
では、今日も時間を大事にして
良い一日を過ごしましょう。