おはようございます。
最近
「ケーキの切れない非行少年たち」
https://bookmeter.com/books/14025516
っていう本を読みました。
本屋さんで平積みされてるので
気になって買ってみたんですよ。
人によって好き嫌いはあると思いますが
私にとっては面白かったですね。
勉強が苦手な子どもたちや
刑務所で受刑者と会ったときに感じる
「ん~~、なんでだろう?」
という感情を、うまく言葉にしてくれている
そんな感想を持ちました。
子どもたちの勉強をみていると
ときどき、驚くことがあります。
数学の式を書き写すことができない子
文節で切ることができないために
文章を読めない、理解できない子
漢字を書き写すことはできても読めない子など。
そうなると
必然的に勉強ができない、分からない。
だから
ますます勉強嫌いになる。
そんな悪循環に陥っている子を
たくさん見てきました。
ただ、断っておきますが
そんな子がみんな非行少年になるわけじゃありませんよ。
でも、これじゃ勉強嫌いになるよな~って。
先生の言ってること一度で聞き取れないでしょ。
指示を正確に理解できてないでしょ。
周りからいい評価がもらえないので
当然、自己評価が低くなってしまう。
このままでは、自分に自信がもてないので
社会の中で生きていくのが大変になります。
この本のなかでは
そういった問題を解決するために
「コグトレ」というのを勧めています。
これですべて解決とは思いませんが
知識として知っておくのもいいかな~。
それと、やっぱり学校教育ですよね。
早いうちからその子の特性を理解して
ちゃんと指導してくれる先生に出会えたら
もっと伸びることもがいるんじゃないか・・・。
そんなふうに感じますね。
もちろん家庭の力も大切ですよ。
小さいお子さんをお持ちの人に
子育てのヒントとしても使えると思います。
興味のある人は、一度読んでみてくださいね。
では、さわやかな一日になりそうです。
良い休日をお過ごしください!