おはようございます。
昨日もケアマネの研修でした。
今回は前にも来てもらったことがある朝来市の國眼先生と中尾先生。
お二人とも居宅介護支援事業所で主任ケアマネをやっています。
お二人が住んでいる朝来市は地域ケア会議がかなり盛んで
そこで話し合ったことをもとに
「朝来式ケアマネジメント支援作成ガイド」
という本も出しています。
その他にも
「ケアマネジメント支援会議」のルールと枠組み資料というものを作っていて
それを参考にしながら地域ケア会議を行っているそうです。
今回の研修は丸一日。
午前がアセスメント
午後が自立支援のマネジメント
研修を受けて
というか、ほかの人の時もそうなんですが
「思いを言語化できる人はすごい!」
ということです。
こんな経験はないですか?
なんとなく言いたいことがあって
のど元まで出てきてるんだけどうまく表現できない。
うまく言葉にできないので何も言えない。
ついつい引っ込み思案になってしまう。
会議なんかでも「なんか違う」って言いたいのに
「じゃあなんだ?」といわれると
言葉で表現できないので意見も言わずに黙ってしまう。
今回の先生もですが
言葉での表現
言語化がとても上手です。
上手な人の話を聞くと
「なんだそんなこと、私だって知ってるわ。」
とか
「そのくらいなら私も言えるわ。」
なんて思うことがあります。
が!
その「簡単なこと」が
実は一番難しいんですよね。
自立支援に資するケアマネジメントの視点でも
利用者の情報をうまく三角形の中に分けて示し
エビデンスとして利用するもの
ケアプランとして表記されるもの
と、分かりやすく教えてくれました。
言葉で言われただけではなかなか理解できないことも
こういった簡単な図にしてもらえると
非常に分かりやすく、思い出しやすいものになります。
ということは
活用できる場が増えるということですね。
次に
その視点を体得したらそれをベースとして
利用者の抱える問題とその背景を理解していく。
これがアセスメントであると定義づけています。
そのうえで
自立と望む暮らしの実現のために
「チームで共有する具体的な言葉」として
ケアプランを作成するとなっています。
とても分かりやすい説明だと思いませんか?
人が書いてくれていると
「なんだ簡単やん」
と思いますが
ここに至るまでにずいぶん時間がかかったろうな・・・と。
そういった苦労の結晶を私たちは簡単に受け取らせてもらえる。
この前の高室先生の研修でも同じように感じました。
土日に研修を受けるのは大変です。
いろんな調整をしないといけないし
他の用事もあるでしょう。
でも
毎回とは言いません。
時々は研修を受けましょう。
講師の先生が長い時間や調査を経て作ってくれたノウハウです。
とても役に立つ情報がいっぱいもらえますよ!
では、月曜です。
今週も元気にいきましょう!