おはようございます。
先週開催の
「介護現場革新会議」
において
来年度から特養や老健で介護職員が担っている業務を
整理、分類する取り組みを本格的に行っていくと確認したようです。
どういうことだろうと思って読んでみると
ベッドメイキングや清掃、配膳などは
専門の技術がいらないから、それを他の人に任せて
介護福祉士などは専門のケアを中心に行ってもらいましょう。
どうやらこんな意見のようです。
初めはそれもありなのかな?
なんて思ったんですけど、何ともモヤモヤする。
今、介護職員の処遇改善などに事業所は取り組み
何とか職員の給料を上げて人材を確保すべく努力しています。
介護業界は他の業種に比べて給料が安い。
専門性があっても給料が安いんですから
そりゃ人も集まりませんよ。
この話をよく読むと
「この業務は簡単だから介護福祉士じゃなくて
他の給料安い人に頼んだら?」
って言うふうにみえる。
介護職員の給料安いのに
それよりもっと安い人件費で人を雇えって言ってるのかな。
それってどうなんだろう。
業務の整理、分類って
人の暮らしってそんなふうに切り分けられるものなんだろうか?
全体をトータルでみる必要があるんじゃないだろうか?
「これ簡単だから」
って分断してもいいのだろうか?
私は施設で仕事したことがないから
何となく感じてるモヤモヤがあってるのかどうかは分からない。
しかし、介護業界このままでいいのかね?
介護保険は私たちが利用するころまでもつのだろうか?
何だか先行きが心配だなぁ。
皆さん、どう思いますか?
もし何らかの意見を持っているなら
是非とも職能団体などに意見を言って
国に上げてもらうように活動してもらいましょうね。
一人の意見は小さくても
集まれば制度を動かすことも出来るかも…。
では、今日も笑顔でいきましょう!