おはようございます。
また行ってきました。
どこへ?
って、言われますよね。
いつもここでも書いてる
琵琶湖のセミナーです。
同じ先生が話をされるので
同じ内容を聞くことになります。
普通だったら何度も行かないと思いますが
リピーターがとても多いセミナーです。
その理由は
「毎回気づきがあるから。」
だと思います。
前回と同じところで気づきがあったとしても
その内容が少し変わってくるんです。
皆さんも経験したことないですか?
小さいときに読んだ本や見た映画を大人になってみたとき
感じる内容がその時と違う。
あるいは、気づきが深くなっているという経験が。
今回もいろいろな気付き
前とは違う理解や感情が湧いてきました。
どこが前とは違うのか。
今、自分が所属しているのは
福祉や介護の世界です。
そこでは
「利用者や相談者の話しを傾聴しなさい。」
と、よく言われます。
頭ではよく分かっています。
「人の話を心を傾けて聞きなさい。」
こんな説明もよくされます。
ただ、実際にそれができるか?
と言われると
本当にできているかどうか分からないという状態です。
ところが、この先生の話しを聞くと
心を傾けて聞いたとしても
ただ話を聞いただけで終わっていた
ということがはっきりと自覚できました。
人の話しを聞くということは
相手の困りごとTOP3にフォーカスすること。
話を聞いても
「何がしてほしかったんだろう?
聞いてほしかっただけなのかな?」
と思っていました。
相談者が
「話を聞いてほしい」
というのは、何か困りごとがあるから。
本人も何に困っているのか
うまく言葉にできていないから
聞いてもらうことで頭の中を整理しているんです。
その、もやもやした状態を
ただ受け身で聞くだけでなく
適切な質問を投げかけたり
上手な相槌や要約して返していくことで
相談者自身が気づいていく。
私たちが相談者の悩みを解決しているわけではないんですね。
解決できるのは相談者自身。
相談者自身が解決できるようなお手伝いをする。
まだまだ難しいかもしれませんが
話を聞く姿勢や質問力を磨いていきたいと思います。
では、今日も蒸し暑そうです。
体調に気をつけて、元気にいきましょう!