おはようございます。
厚労省では時期の介護保険制度改正に向けて、さまざまな検討がなされています。
9月30日にも介護保険部会がありました。
その内容を受けて、先週YAhooニュースに
「生活援助サービス 軽度介護、移行先送り」
というものが出ていました。
これだけ読むといいニュースかなと思うのですが、内容を見てみると大変なことが書かれています。
是非下記から読んでみてください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000007-mai-pol
財務省は以前から要介護1、2の人が利用する訪問介護の生活援助を、総合事業に移行させるように主張していました。
高松市の総合事業はこの10月にやっと始まったところです。
サービスを提供する事業所の名簿がやっと出てきていますが、今までと同等サービスの事業所こそあるものの、訪問型サービスAになると3事業所。
訪問型サービスB、Cにいたっては1事業所もありません。
こんなに事業所が少ないのに、ここに要介護1、2の人の生活援助を入れるなんて、「とんでもない!」と思うのは、私だけでしょうか?
ただ、今回は総合事業に移行させるのは先送りされ、その代わり報酬単価を引き下げる検討を開始するとのこと。
皆さん、これでいいのですか?
こんな検討を許しておいていいのですか?
本当に引き下げられていいのですか?
「私ケアマネだから、訪問介護のことは関係ない。」
そんなこと思ってる人はいませんよね?
訪問介護の生活援助の報酬単価が引き下げられるということは、事業所の収入が下がる。
事業所として規模を縮小するか撤退する。
利用者に自費での利用を勧めるか、ヘルパーの給料を下げる。
または、有資格者でなく無資格者をヘルパーとして派遣する。
どちらに向いても厳しい環境になるでしょう。
利用者にとってもサービスの選択肢が少なくなり、質のいいサービスが受けられなくなるのは間違いないと思います。
その理由については、また明日書きます。
では、今週は今日から仕事の人が多いと思います。
少し肌寒くなって来ました。
体調管理して元気にいきましょう!!