おはようございます。
少し前に、混合介護について書きましたが
今度はこんな記事を見つけました。
http://www.joint-kaigo.com/article-3/pg581.html
知ってのとおり、介護保険はローカルルールが強い保険です。
A市では認められることでも、B市に行くと認められない
そんなことが往々にしてあります。
また
「一概に認めないわけではない。」
なんていう曖昧な言い方をすることが多いので
この「一概」がどこまでなのか、拡大解釈をしてとんでもないことをする事業者もいます。
こんなふうにグレーゾーンが広いため、利用者だけでなく
サービス提供者側でも混乱してしまうことが多々あります。
今回、2018年から豊島区で「混合介護」をモデル事業として始めるにあたり
日本デイサービス協会は、グレーゾーンのサービスについて
「もっとルールをはっきりさせるためのガイドラインを策定してくれ!」
と、厚労省に詰め寄ったわけです。
ほんと、大賛成です!
介護保険でできること、できないことをきちんと区別しないと
「混合介護」を始めるのは難しいと思います。
この意見を出したのは、日本デイサービス協会なのですが
訪問介護のグレーゾーンはもっと複雑だと思います。
こちらも、きちんとガイドラインを示してほしいものです。
デイサービスも大変ですが、一人で利用者宅を訪問して
その場でいろいろな要望に対応するヘルパーも大変です。
介護保険でできること、できないことを理解していないと
その場で臨機応変に対応することは、とても難しいと思います。
ただでさえ、介護の仕事に就く人材は不足しています。
こんなところも改善して、仕事がしやすい環境を作っていかないと
これからの超高齢社会で介護を担ってくれる人はいなくなってしまいます。
今後の厚労省の対応に注目したいと思います。
では、今日も前向きにいきましょう!