おはようございます。
香川県介護支援専門員協議会の会議に出席しました。
先日来、混合介護について
「反対」
という話を書いていたと思いますが、そのことが今後どうなるのか
厚労省の見解はどうなのか
情報が分かる人に確認してみました。
現在のところ、厚労省は混合介護について反対の立場だそうです。
なぜか?
それは、やはり介護保険の保険給付を圧迫する可能性がある。
また、介護保険の理念である自立支援を阻害する可能性がある。
ということだそうです。
「でも、話題に上がってくるのは?」
と聞いてみると
「それを言っているのは都市部だけ。
都市部は掃除をメインとした保険外の事業所が多く、そこからの要望が強い。」
とのこと。
しかし
「結局はお金を持っている人を対象に考えているサービスなので
お金がない人は利用できない。」
という話になるそうです。
掃除業者が少なく、ニーズも少ない
お金に対してシビアな考えを持っている
そんな地方では、現実的ではないサービスとなりそうです。
ただ、現在はそうかもしれませんが、今後世代が替り団塊の世代が高齢者になった時には
地方でも同じようなニーズが出てくるのかもしれません。
掃除などを営利事業所に頼むのは最近では当たり前になってきています。
そのことについては何ら反対するものではありませんが、介護保険という公的な保険を使うという考えは反対です。
どこまでが保険給付で、どこからが自費なのか。
ケアプランでもさびわけが難しいと思います。
家族に対する食事の準備や掃除がほしいのであれば、単純に掃除サービスを頼んでください。
公的な保険とセットにする必要はないのではないでしょうか?
なんか腹がたってきたけど
今日も前向きにいきましょう!