おはようございます。
先日の一人暮らし高齢者の相談から
気になることを少し。
毎回言ってますが
一人暮らしの人の何が困るかというと
まずは病気になった時に助けてくれる人がいるかということ。
長期にわたって治療や療養をしているときもそうですが
急に体調が悪くなって家の中で倒れたとき
すぐに助けに来てくれる人がいるかどうか。
そして
認知症になった時にお金の管理を誰がするか。
認知症にならなくても、身体が動きにくくなって
一人で銀行に行けなくなったらどうやってお金の管理をするのか。
今は個人宅に銀行さんは来てくれませんから
自分で、もしくは代理の人誰かが銀行まで行って
お金をおろしてくる必要があるんです。
今はネットバンクというものがありますが
送金などはできても、現金を手にするためには
銀行やATMのあるところで引き出す必要があります。
認知機能がしっかりしていれば
頑張ってネット通販などを活用することができても
認知症となるとそうはいきません。
病気やケガは一人暮らしを続けるうえで
当然、リスクになりますが
その中でも認知症のリスクは高い方に位置すると思っています。
まずは認知症にならないようにすることが大事ですが
元気なうちにいろいろな活用できる制度やサービスを調べて
あらかじめ準備しておく必要があると思います。
それと、仲の良い友人をちゃんと作っておくことですね。
お互いに高齢者であれば
どっちが先に体調が悪くなるかって心配してた
なんて、冗談のようなホントの話もありますが
それでも周りの人と関係が切れないようにしておくことで
一定の安心感や支援は得られます。
当然、すべてを頼ることはできませんが
制度やサービスとともに、人との関係も上手につないで
お互いに支えあっていきましょう。
では、今日は秋分の日です。
良い休日をお過ごしください!