akintonさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
昨日の台風は被害なかったですか?
すごく用心してたので
「なんだ」
って、拍子抜けした人もいたんじゃないでしょうか。
しかし
「天災は忘れたころにやってくる。」
ということわざがあるように
「今まで大したことなかったから、今度も大丈夫。」
なんて思ってると
大きな災害に見舞われることがあります。
心配しすぎと言われてもできる限り早めに避難するなど
対策をしておきましょう。
ケアマネをしている人なら
「要援護者台帳」
というのを書いたことがあると思います。
これは一人暮らしや高齢者二人暮らしで
自分一人で避難するのは不安な人に
自己申告してもらい台帳を作ったものです。
しかし、この「要援護者」という名称も
今では「要配慮者」や「要支援者」に変わっているようです。
いや、言葉が変わっているというより
定義が変わっているようなんです。
要援護者はケアマネが台帳作成に
協力したことからも分かるように「高齢者」を対象としたものです。
2006年に出されたガイドラインでは
「要援護者は新しい環境への適応力が不十分であるため、災害による住環境の変化への対応や
避難行動、避難所での生活に困難をきたすが
必要なときに必要な支援が適切に受けられれば自立した生活送ることが可能である。」
と定義されていたようです。
でも、今は助けや支援が必要な人は高齢者だけではないということで
「高齢者、障害者、外国人、乳幼児、妊婦等」を
「災害時要配慮者」と定義しているようです。
ただ、言葉で定義したからと言って
そういった人たちを行政や誰かが助けに行けるというものではなく
(そんなことはみなさん百も承知だと思いますが)
基本的には自らの身は自らが守る「自助」をしないといけません。
今回何もなかったからといって
次もそうだとは限りません。
特に台風のように何日も前からわかる災害の時には
早めにコミセンに避難する
ホテルなどの宿泊施設を利用する
など、自分でできる対策をとっておきましょう。
ちなみに
高松市の災害時用配慮者支援制度はこちら↓
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kurashi/shobo/sonae/saigai_hairyosya.html
一度目を通しておくのも必要ですよ。
では、金曜日です。
今日一日、頑張りましょう!