無人の町の”じじい部隊”

投稿日:

おはようございます。

 

明日で東日本大震災から7年になりますね。

まだまだ元の生活に戻れない人が

たくさんいるとのこと。

 

そういう時期だからだと思いますが

先日、7日、朝のテレビで

「じじい部隊」

ってのが出てました。

 

そのネーミングにはちょっと笑ってしまいましたが

震災の後、帰還困難区域で活動しているおじいちゃんたちだそうです。

 

その活動がすごいな~って、思ったのでご紹介を。

 

この部隊、なんでおじいちゃんばっかりなのかというと

放射能が残っているところに

若い人たちを行かせるわけにはいかないと

役場のOBの人たちがつくったグループで

無人になった町の見廻りや手入れをしているんだそうです。

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20140307

 

この活動を、おじいちゃんだからしていいと言う問題じゃないとか

そんなことを無理にしなくても…とか

いろいろ言う人もいると思います。

 

私もとても複雑な気持ちになりました。

ただ、自分の産まれ育った町に愛着があり

少しでも帰れる望みがあるのなら

そこに向けて繋いでいきたいと想うでしょう。

 

どんどん荒れていく故郷を見て

どれほど悲しい想いをしているか。

 

そこで町の委託を受け活動する高齢者。

「高齢者の活躍の場を…」なんて言っていますが

なんとも表現できない気持ちで見ていました。

 

でも、全く違うところに住んでいて

震災の被害にもあっていない私は

すごいなと思うだけで、何も言うことはできません。

 

せめて、1日でも早く

帰還困難区域の放射能が消えて

そこにいた人たちが自由に戻って来られるようになって欲しい。

そして、そういう人たちがまだまだたくさんいることを

忘れないようにしていきたいと思います。

 

では、土曜日です。

良い休日をお過ごし下さい!

 

関連記事