おはようございます。
先日、ある人が
「組織の中を改革しようとすると
できないとかいろいろ言われて
結局頓挫してしまうことがある。」
という経験を語ってくれました。
私も「うんうん、分かる分かる。」と。
皆さんも経験あるんじゃないでしょうか。
自分が改革しようと思うときと
反対に、
改革しようとする人に反対するとき
両方があるように思うんです。
自分が何かに反対しようと思った時の感情を
丁寧に紐解いていくと
「ああ、そんなことしたら面倒くさいやん。」
とか
「え~、なんでおんなじじゃいかんの?
前と一緒でええやん。」
なんて気持ちで反対してた気がします。
だって、同じことを延々と繰り返すのって楽ですもん。
改革しようとすると初めてのことをしなくちゃいけないですよね。
考え方も変えなくちゃいけない。
協力してくれる人も変わってくる。
それに伴ってお願いに行ったり
手順を変えたりしないといけない。
「いいのは分かるけど
今更変えなくていいんじゃない。
今のままでも別に困らないし
それに、面倒だしね・・・。」
そんな心理が働いています。
こんなふうに、変化を嫌がる。
同じことを繰り返したい。
そんな心理のことを「現状維持バイアス」と言うんだそうです。
また
「なんであの人がいうのよ。
私を差し置いて・・・!」
なんて気持ちもどこかにあるような・・・。汗
結局、同じところにずるずるととどまり続けるのが
楽で心地いいと思ってるというのが
反対する人の気持ち
「現状維持バイアス」なんじゃないかな~。
でも、世の中って変わっていきます。
毎日毎日変化してます。
仕事のやり方もそうですし
インターネットを使った仕事やビッグデータの活用
介護現場でもIOTの活用やロボットの導入も勧められています。
いつまでも同じところにとどまっていることはできないんですよね。
ケアマネの仕事も忙しく、大変です。
でも、効率的にできる方法を考えたり
新しい技術を試してみるのもいいのではないでしょうか。
同じところに戻ろうとする気持ちに抗い
現状維持バイアスを断ち切りましょう!
では、今週で今年の仕事は終わります。
年末に向けていろいろ整理していきましょう!