おはようございます。
先日、イベントで看護師さんと知り合いました。
その方が
「死に方のトリセツ」
という本を勧めてくれたので買ってみました。
実はこの本
興味はもって見ていたのですが
そのときに買わなかったもので、すっかり存在を忘れていました。
思い出して買ってみたのですが
中には漫画が多くあり、とても読みやすいものです。
在宅医についてもらい
自宅で最期を迎える人や家族のお話です。
ちょうどこの時期に
仲の良かったママ友が癌で亡くなりました。
最後まで自宅で療養していて
娘さんの誕生日にたまった腹水を抜きに病院へ行って
そのまま帰らぬ人となってしまいました。
彼女は誕生日の娘さんに何かお祝いの料理をしてあげたかったんだと思います。
最後まで家族のために料理をしていたそうです。
年齢も若く、家族にとってはショックな出来事だったと思いますが
最後まで自宅で、自分が望む暮らしができていたのは
彼女にとって幸せなことだったのではないかと思います。
歳をとったら
お互い仕事を退職したら
また、昔のように行ったり来たりしながら
お茶でも飲んで話をしようと思っていたのに
なかなか思い通りにいかないものです。
この本を読んで
また彼女のことを思い出してしまいました。
在宅療養は家族に負担もかかってしまいますが
とてもいい時間が過ごせる療養の仕方だと思っています。
人はいつか死にます。
死ぬことはみんな決まっているんです。
でも、そこに行くまでの間は生きなきゃいけない。
その生きている間が問題なんです。
質のいい時間、生き方をどう手に入れるか。
どう自分は行きたいのか。
それが死に方なんだと思います。
皆さんはどう思いますか?