終活での話

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おはようございます。


時々、ボランティアで、
終活の話をしたり、手伝いに行ってるんですが、
そこで参加者から、胃ろうの話が出たりします。

「胃ろうみたいな延命処置はせんといてほしい。」

先日の参加者はそんなことを言いました。

胃ろう=延命処置、何も分からなくなっていて、
ベッドの上で寝たきりで、死を待つのみの状態。

その方の胃ろうのイメージは、
死を待つ人が延命処置として行うもの、
という感じなんでしょうね。

しかし

ケアマネや医療、介護職は知っていますよね。
胃ろうをする人が死を待つだけの人ではなくて、
胃ろうだって外せることが多いってことを。

こんな話は私たちには当たり前の話なんですが、
やっぱり一般の人にはなじみのない、
知らない話なんですね。

だから、終活についても論点がずれる、
胃ろうを勧められた時の話がまとまらない、
結果、患者、利用者にとって、良い判断とならない決定を家族がしてしまう、
というような結果になってしまうんですね。

これは、医療、介護、福祉の常識、知識と、
一般の人の常識、知識とがずれてることによる弊害です。

だから

どのくらい相手の方が知っているか、
知っていると思っていても、間違っていないか、
古い知識のままで止まっていないかなどを確認しながら、
いろんな話をしていかないといけないんです。

そうしないと

ボタンの掛け違いがある状態でいくら説明しても、
うまく話し合い、決定ができません。

患者、利用者と医療、介護、福祉職、
どちらが上とか下とかいう話ではなく、
お互いに意思疎通がうまくできるように、
話し合いをするときの言葉の共通理解や、知識量を確認しながら、
検討を行うようにしていきましょう。


では、今日も張り切っていきましょう!

 

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