自己責任論を考える

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おはようございます。

 

先週はいろんなニュースが出てましたね。

 

シリアで武装勢力に拘束され

3年4ヶ月ぶりに解放された

フリージャーナリストの安田純平さんの話もそのうちの一つです。

 

3年4ヶ月もの長期間

命の危険も感じるなかで

心が折れずによく帰って来れたなぁと思います。

 

それなのに帰ってきたらインターネット上には

「自己責任だ」って言うような投稿もたくさん見られます。

 

確かに本人が自分で選んで危ないところに行ったんですから

そういった意味では自己責任なのかもしれません。

しかし、日本人が海外で事故にあった場合

国はその保護に全力を挙げるべきだと思います。

危険か危険でないかは関係ないと思うのです。

 

同じようなことを海外で活躍する方がおっしゃっています。

「自己責任論が出るのは世界の中でも日本だけだ。」

と。

個人主義と言われる諸外国ではそんな言葉は出てこない。

なぜなんでしょうね。

個人でとる責任の範囲と

国のとる責任の範囲を明確に分けているのではないでしょうか。

 

日本はとても平和です。

でも、この平和がいつまでも続くかというと

そんなことは誰にも分かりません。

 

世界ではどのようなことが起こっているのか

それが起きたときに人はどうなるのか

何が必要になってくるのか

どう対応すべきなのか

こういった報道をしてくれる人がいなければ

私たちは知ることも行動することもできません。

 

自己責任という考え方もあるとは思いますが

人の考えに引っ張られず

さまざまな情報を見て、聞いて

自分の頭で考えていくようにしましょう。

 

では、今日もいい天気みたいです。

しっかり休んで英気を養いましょう!

 

 

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