おはようございます。
昨日は香川県主催の
「主任介護支援専門員フォローアップ研修」
でした。
前橋市地域包括支援センター西部の山田圭子さんが講師で、飽きさせない面白い話でした。
午前の部は
「利用者の自立支援をどう考える」
と題して
「自立」と「支援」という言葉について、深く掘り下げていきました。
そういえば、介護保険では
「利用者の自立支援を目指しましょう」
なんて、頻繁にこの言葉をつかいます。
が、何が自立なのかについては
「人それぞれだから」
みたいに言って済ませていたように思います。
今回の研修でも
「介護保険では自立について様々な議論はあるが定義づけはされていない。」
と、言っていました。
そこで、参加者で自分の思う「自立」と「支援」について、いろいろと意見を出し合いました。
似たようなことを言っていても、少しずつ違っていたり
違っているようでも、深いところは同じだったり。
同じことを話しても、人によって表現の仕方が違うんだな~と、感じました。
講師の先生から
「今回のように、言葉の意味を深く掘り下げて考えることで、自分の考えになる。
そうすると深く理解できて、相手に分かってもらえるように説明が出来る。」
と、言われました。
確かにそうですよね。
自分が理解していないと、相手に分かるように伝えることは出来ません。
セミナーや研修の講師をしている人も同じようなことを言っていました。
「いろいろな知識を仕入れても人に伝えられないと役にたたない。
知識を仕入れるときは、人にどうやって伝えればいいかを考えながら覚えると、役に立つ知識になり、忘れることもない。」
午前の部のまとめで、講師の先生の自立支援の考え方を教えてもらいました。
「自立支援とは、その人を地域の一員に戻すこと」
なるほどな。
さあ、あなたは「自立支援」を、どう考えますか?
では、金曜日です。
寒さに負けずにいきましょう!