おはようございます。
昨日の続きです。
自殺願望があり、サービスに拒否傾向がある利用者のケアプラン。
本人の語る言葉だけでなく、ノンバーバルコミュニケーションに注意しながら、アセスメントを行い、利用者の本当のニーズを導き出す。
そして、訪問介護を位置づけるときに、自立支援型で
「どうなりたいか。」
に、注目したケアプランを作る。
「だから、そのケアプランの作り方が分からないんだって!」
と、怒られそうですね。
これも毎回言っていますが、アセスメントをしっかりとらないとケアプランは作れません。
しかし今回はケアプランの作り方
視点の持ち方を書いてみましょう。
利用者のなりたい自分像を目標にしましょう。
一番分かりやすく、納得しやすいのは
「以前に行っていた事を再度できるようにする。」
という目標です。
例えば
「以前は家族の食事を作っていた。」
と言うのであれば
「家族の為に、夕食のおかずを作る。」
「家族の為に、炊きたての御飯を用意する。」
というような目標でもよいのではないでしょうか?
そのために、訪問介護のヘルパーと一緒に、一品でもおかずを作れるようにしていく。
そのために、ヘルパーが本人と話しをしながら、本人がよく作っていたものや家族が好きなメニューを聞き出す。
そのおかずに必要な材料を揃え、一緒に皮をむいたり、適度な大きさに切ったりする。
これがサービス内容になります。
「でも、これじゃいつまでもサービスを提供し続けることは出来ないんじゃないの?」
と、思う人。
はい、正解です。
自立支援型のサービスは、いつまでも漫然と提供するものではありません。
目標が達成されれば次の目標を設定するか、終了してしまうサービスです。
それでも必要があると考えるのであれば、アセスメントで根拠を示しましょう。
では、今日も前向きにいきましょう。