How’s Thatのしゅんさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
昨日、施設や高齢者向け住宅に入所・入居するときの保証人について書いたんですが
今日はアパートや一軒家などの住宅を借りるときの保証人について。
アパートや一軒家を借りるとき
たいていの場合保証人を求められます。
家族がいれば特に問題ないでしょうが
昨日も書いたように
身よりのない高齢者ではどうにもなりません。
保証協会が通ればなんとか貸してくれる不動産屋さんもあるので
そういった物件を探すようになります。
ところが、高齢者だけでなく
若くても保証人になってくれる親族のいない人もいるんです。
以前、知り合いの弁護士に
未成年の後見人になってもらったことがあります。
私も昨年、未成年後見の研修に行ってきて
その責任の重さにビビったのですが
未成年後見人は
未成年被後見人がアパートを借りようとするとき
保証人にならなくてはいけないんです。
ここは、絶対に保証人にならない法定後見と
大きく違うところです。
(それが大きなハードルになって
未成年後見が伸びないのかなと思います。)
私たちが普段目にするケースは高齢者が多いので
うっかりしていたのですが
身寄りのない若者は高齢者よりずっと長い期間
困った状態に置かれてしまうということなんです。
住所がうまく確保できない
定まらないということは
安心してそこで生活できない
仕事なども不安定になりやすい
親しい友人や近隣住人との人間関係を築きにくい
コミュニティに所属できない
などの問題が出てくると思います。
国の方からは公営住宅の保証人をなくする方向で検討するよう
各都道府県に通知は出ています。
しかし
これらの判断はそれぞれの自治体に任されています。
少し前に住宅担当者から直接話を聞いて
公営住宅のもともとの役割は終わったと聞かされ
それについては理解もできたのですが
こういった保証人のない若者に対する支援などを充実させてほしいと思います。
さて、皆さんはどう思いますか?
今日は天気がよく、暖かいようです。
手洗い、うがいなど気をつけて
元気にいきましょう!