おはようございます。
後見人をしていると
福祉サービスを利用する契約などとともに
担当者会議などの場に呼ばれることがあります。
先日、ケアマネから
「後見人がついていたら
後見人にケアプランのサインをもらわないといけないの?」
と、質問がありました。
回答としては
「絶対ではないけれども、もらっておいた方がいい。」
という、中途半端な答えになります。(笑)
基本的に後見類型であれば
契約行為にあたる部分は代理権があるので後見人のサインが必要になります。
じゃあ、後見人のサインだけでいいか?
というと、実はそうではありません。
アセスメントやケアプラン作成のときに何度も書いていますが、
あくまでケアマネが作成するケアプランは本人のもの。
後見人は本人の代弁者であるので
本人のことがよくわかっているはずですが
それでも、本人に説明し、
そのうえで後見人にも説明して、
同意とサインをもらいます。
そのときに
本人がサインができるようであればしてもらいます。
少しでも計画作成に参加してもらうためにも
十分な説明をし、書けるのであればサインをもらいましょう。
決して
「後見人がついてるから、後見人にだけ説明しとけばいいや。」
とか
「本人は認知症が重度だから、説明しなくていいや。」
というふうにはなりません。
何度も言いますが
ケアプランは本人のものです。
本人の残っている能力に応じた質問や説明を行い、
できる限りケアプラン作成の中に本人を巻き込んでいきましょう。
そして
後見人にもきちんと説明して、
同意やサインももらうようにしましょう。
なので
ケアプランには本人と後見人のサインと
押印(必要ないというところもあります。)がある方がいいということです。
では、今週も元気にいきましょう!