おはようございます。
先週、香川県介護支援専門員協議会の定例会がありました。
ここには歯科医師会の先生も入ってくれてて、
今回は先月行った合同研修の話も出ました。
研修の内容もとてもよかったのですが、
感想を聞かれていったことは、
もし、胃ろうになって口から食べられなくなっても、
歯をちゃんと入れて、見た目をよくしたいなぁってこと。
自前の歯があれば、顔がすばる(方言かな?(笑))こともないですが、
総義歯(全部入れ歯)だったりすると、
なぜか皆さん「どうせ食べないんだから。」と、
歯を入れずにそのままにされることが多いんですよ~。
これって、どうなん?
って、思いませんか?
口から食べられなくても口腔ケアや口腔リハビリをするのは、いまでは常識なんですが、
歯を入れなくてもいいと思い込まれているのはなかなか変わりません。
でもね
もし、自分が・・・って思ったら、
歯のない顔でいたいですか?
どうせ口から食べられないでしょ。
入れ歯もいらないでしょ。
だから、しわしわの梅干しばばぁでいいやん。
って、思いますか?
絶対モチベーション下がりますから!
それは、たとえ認知症があっても一緒。
特に女性はきれいにしたいという気持ち、
認知症になっても残ってますから、
見た目がしわしわなんて、とっても嫌。
反対に義歯を入れて、ふっくらとした口元になり、
少し若返ったようになると、
自然に顔が明るくなって、元気になってきます。
家で介護をしていると、大変すぎてそこまで手が回らないかもしれませんが、
口元をきれいにする、
口腔ケアだけでなく口腔リハビリをして口まわりの筋肉を鍛える、
義歯を入れて口元をふっくらさせる、
女性なら少しお化粧もしてみる、
そんなことをしてみれば、
もしかすると認知症の改善にもつながるんじゃないかなぁ
と、思ったりするのです。
さて、皆さんはどう感じますか?
しわしわの梅干しばばぁでいたいですか?(笑)
では、今週も元気にいきましょう!