FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
認定調査、要支援、要介護度に関する話の続きです。
認定調査項目の中で
初めの方に出てくる
筋力低下や関節の拘縮などの項目は
「ある」か「ない」かで判断します。
筋力低下も手が水平に上げられたら「なし」
肩の位置まで持ち上げられると
「なし」と判断されます。
足も同じですね。
椅子に座って水平に持ち上げられると
筋力低下「なし」となります。
ここでは
躓くとか転ぶというのは考慮しません。
あくまで、筋力の低下が「ある」か「ない」かで
判断するので、少し抵抗を感じるかもしれません。
でも
いくら訴えても
それはほかの項目で判断するので
ここではチェックはつきません。
手足、指の拘縮や
外に出かける頻度
徘徊とか認知症に関する項目も同じです。
すべて「ある」か「ない」かで判断します。
そのほかには
「できる」か「できない」かで判断する
能力を見る項目もあります。
例えば
寝返りができるかできないか
立ち上がりができるかできないか
歩くことができるかできないか
自分の名前を言えるか言えないか
今の季節を言えるか言えないか
こういった項目があります。
介助を「受けている」か「受けていないか」
で判断するものは
洗身や爪切り、衣類の着脱や買い物など
これらはどの程度介助を受けているかについても
聞き取りチェックしてくれます。
で
何が言いたいかというと
前の回からずっと言っていますが
認定調査は厳密に調査をするので
全国どこに行っても同じ基準であること。
それと
ちゃんとポイントを押さえて
調査に答えないと正確に判断してもらえないよ
ということ。
昔のように誰でも調査員の研修を受けることはできませんが
手引きなどは今もネットで見ることができます。
なので、自分でダウンロードして
しっかり読み込んでみましょう。
では、今日も暑くなりそうです。
水分補給をしっかりして
元気にいきましょう!