負担増

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おはようございます。


介護保険というのは
始まった時は利用したサービス費用の9割を保険から
残り1割を利用者が自己負担する
というものでした。

しかし
その後、何度か自己負担割合の変更があり
現在では利用者の収入に応じて
1割、2割、3割と分かれています。

また
沢山利用した場合には
高額介護サービス費というのもあって
一月の自己負担が、あらかじめ決められている上限を上待った時は
その超えた分を払い戻す仕組みというのもあります。

今年度はその超過分を払い戻す額について
年収が高い人の払い戻し額を見直す予定です。

内容はこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000764673.pdf
介護保険最新情報Vol960

負担が上がるのは
年収が770万以上の人なので
そんなにたくさんはいないのかなぁ?
と、思ったりもするのですが
負担が上がるのは歓迎はできませんね。

そのほか
補足給付というのも見直されます。

この補足給付の見直しは影響が大きいかと思います。

補足給付とは
介護施設に入所する低所得者に対して
保険者が食費、居住費を軽減するものなんです。

本人の収入が80万以上の場合
今までだったら、世帯に課税者がいなければ第3段階になっていました。

この第3段階を2つに分けて
世帯員全員が非課税の世帯で
本人の年収が80万~120万を第3段階①
120万以上を第3段階②とします。

①の人の食費は今までと同じ
1日あたり650円
②の人の食費は上がって
1日あたり1360円

居住費と言われる部屋代は多床室で
①②両方とも
今までと同じ1日あたり370円。

こちらは、結構影響が出てくるでしょう。

今回の介護保険の制度改正は
「国にはお金ないからね。
事業者も利用者も、国民はみんな自分で何とかしてね。」
っていう意思をひしひしと感じます。

介護の社会化と言われて始まった介護保険。
抜本的な見直しが必要な時期に来ているのかもしれませんね。


では、風が強いです。
外に出る人は運転に気をつけて
今日も一日元気にいきましょう!

 

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