おはようございます。
昨日は
「年金はちゃんとかけときましょう。」
って書いたんですけど
かたや
「年金だけでは豊かな老後は送れない。」
というのも真実なんですね。
ただし、昨日の話に戻りますが
年金に入らずに自分の蓄えだけで老後資金を用意しようと思っても
普通に会社員などをしている人には難しいものがあります。
だから
公的年金と自分で貯金や投資をしておくということが大事なんです。
少し前まで(私も仕事を始めたころ)は
「投資なんか危ない。
真面目にこつこつ貯金をしておくのが一番いい。」
って言われて、教えこまれてきました。
皆さんもそう思っている人がほとんどじゃないでしょうか。
かくいう私もその一人でした。
その当時は金利が8%なんて時代だったので
普通に貯金しておいても10年後には倍くらいに増えてたんです。
ところが現在の金利は0.01%!
100万円を1年間預けても、年に100円しか利子はつきません。
一生懸命貯金をしても老後の資金を貯めることは難しく
貯めたとしてもそれが無くなる不安と闘いながら暮らすことになるんです。
つい先日金融庁の金融審議会
「市場ワーキンググループ」というのが
「高齢社会における資産形成・管理」報告書案というのを出しました。
ここには何歳でどのくらいの生活費が必要なのか書かれています。
(60歳代でだいたい月額29万円)
また、過去には退職金と公的年金で営めていた老後生活が
退職金給付額の減額や年金水準の低下で成り立たなくなっているとも書かれています。
必要な生活費と公的年金などの収入の差
約5万円
これを
「早くから老後のライフ・マネープランを検討、シュミレーションしておきましょう。
そして必要な資金(あくまで足らずの5万ほど)を
若いうちから投資などで資産形成しておきましょうね。」
って言ってます。
案はこちら↓
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20190522/01.pdf
これに関する報道を見て、なんか怒ってる人いましたけど
内容をよく読んでくださいね。
しごくまっとうなことを書いてますから。
医療も進歩して病気があっても長生きできるようになった
介護もなんだかんだ言いながら必要な人が受けられるようになっている。
寿命はどんどん延びていき、必要なお金も多くなっている。
でも、単純に貯金するだけでは貯めきれない。
そんな時代になってるんですね。
年金を必ずかけたうえで
足らずの月額5万ほどを
今のうちから投資などでためておきましょう。
若い人は特にそういった意識は必要ですよ。
いい師匠について、正しい金融知識を身に着けていきましょう。
年金の払い込みも忘れずに!
では、今日も前向きにいきましょう!