おはようございます。
先日は、自立準備ホームの
全国協議会(だったっけ(笑))の人が高松に来てまして
一緒に勉強会をしてたんですよ。
昨日の”連携”から思い出したんですが、
そこでも制度と制度
関係省庁との間での連携ができていなくて、
だから
法律として
制度として
うまく機能していなんじゃないか!
と、熱く意見を交わしておりました。
あ、
いきなり自立準備ホームと言われても
何のこっちゃ?
と思う方もいるでしょうね。
まずは
自立準備ホームとは
法務省が作った更生保護施設の一種・・・じゃないなぁ
こんなふうに説明してるの
「平成23年度から開始された「緊急的住居確保・自立支援対策」は,NPO法人等が管理する施設の空きベッド等を活用するもので,この施設を「自立準備ホーム」と呼び,あらかじめ保護観察所に登録しておき,保護が必要なケースについて,保護観察所から事業者に対して宿泊場所,食事の提供と共に,毎日の生活指導等を委託するものです。」
長いな(笑)
https://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo02_00029.html
要するに更生保護施設が満杯だったり
手が回らなくなってるので
民間の施設の空き部屋なんかを活用して
行き場のない出所者を住まわせてやってね。
でも、厚生施設じゃないからね。(言葉にトゲがあって申し訳ありません(笑))
まあ
お役所ができないところを
体よく民間に丸投げしてるってことですわ。
※私たちの活動はこちらから
https://www.jprime.jp/articles/-/23986
でね
ここでも法務省と厚労省の連携が取れてないんじゃないかという話になって
なにかっていうと
国民皆保険の国なのに
人って若くても病気やけがをするでしょ。
それに日本は国民皆保険の国なのよね。
でも、自立準備ホームにいる間に病気になったときには
お願いしないと短給の保険証がもらえないのよ。
まあ、刑務所に入っていたから保険料が払えていないという
物理的な要因もあるんだけど
そもそも、2つの省庁でそういった話し合いができているのか?
っていうのが疑問。
中には罪を犯したんだから
そんな人には・・・
なんて声も聞こえてきそうですが、
これは国民の権利なんですよ。
まあ、ここでは書ききれないほどの
いろんな思いやことがあるんですが
また、それは別の機会に。
あ、論点がぼやけましたが
どんなにいい法律や制度を作っても
横に広げたときに「あれっ?」ってこともあるよってこと。
だから、特に大事な法律や制度
自分のところだけで検討しないで
ほかの省庁とも一緒に検討して空いてる穴を埋めてほしいね。
さて、皆さんはどう感じますか?
台風が近づいています。
外出は気をつけてね!