おはようございます。
先日、知り合いと障害者手帳の取得について話をしていました。
その人は県外の人なんですが、障害者手帳の取得を勧めても嫌がる人が多いのだとか。
「就職とか年金とか、本人にとって利益になることが多いんだけど
反対に不利になると思い込んでるみたいで…。」
とのこと。
「障害のレッテルをはられることが嫌なのかも知れないね。」
なんて話してました。
もう一人一緒に話をしていたんですが
その人の連れ合いの方はろうあ者で
障害者手帳を持っているんだそうです。
その障害は生まれつきで、生後数か月で分かっていたのだとか。
でも、連れ合いの方の親御さんはずっと普通学級に通わせて
聾学校には行かせなかったそうです。
だから、手話ができない。
それが良かったのか悪かったのか、判断はできませんが
本人は健常者の中でも疎外感を感じるし
手話ができないことで同じ障害を持つ人たちの中でも疎外感を感じるんだそうです。
う~~ん、難しいね。
親の気持ちも理解できるし
本人の疎外感も気の毒だと思うし。
どっちを選ぶとどうなるのか
未来のことなんて分かりませんものね。
親としては、その時にいいと思ったことを、精一杯したんです。
でも、私たち福祉、介護にかかわる者にできることがあります。
それは
正しい情報を伝えて、本人や家族が選べるようにすること。
正しい情報にたどり着けない人を出さないこと。
「これにしなさい!」
と強制することはできませんが
できるだけその人にとって良い方法を選べるように
情報提供して相談にのっていきましょう。
では、今日も前向きにいきましょう!