おはようございます。
昨日は居宅の契約を行うとき
順番が大事なんだよ
って話を途中まで書きました。
途中までなんですよ。
ときどき重要事項説明よりも契約を重要視している人に出会います。
なんとなく
「契約がないとサービスの提供ができない」
と、思っているので
重要事項説明よりも契約の方が大事だと勘違いされがちですが
介護保険に関しては
利用者の尊厳、意思の尊重、自立支援
サービスの公平性の観点から
”うちの事業所はこういうところですが契約しますか?”
と、確認するための情報の集まり=「重要事項」
の方が大事です。
新規の相談に出かけたとき
まずは重要事項説明書を渡して説明する。
説明後に契約するかの意思を確認して同意を取る。
その次に契約書について説明して契約を行うようになります。
重要事項の説明のない契約や個人情報の同意はない。
もっと言うと、
アセスメントもしてはいけない
ということを理解しましょう。
では、無事に重要事項を説明して同意を得ました。
では契約をして、個人情報の利用にも同意をもらいました。
そこからです。
そこからやっとアセスメントをしてもいい状態になります。
ですから
再度言いますね。
重要事項説明 → 契約・個人情報の利用同意 → アセスメント
となります。
この順番
絶対大事ね。
支援経過を書く時も
この順番を変えてはだめですよ。
理屈に合わなくなってくるから。
実地指導のときにも指摘が入りますよ。
そして
重要事項の説明に関して
本人が認知症で、説明してもどこまで分かっているのか不安
という場合でも
必ず本人に説明しましょう。
認知症だから
家族からの依頼だから
ではなく、
本人の意思決定について
必ず確認してから契約をしていきましょう。
では、今日も前向きにいきましょう!