おはようございます。
昨日の続きです。
確かに最近の65歳って、まだまだ元気で仕事も趣味もバリバリやって…という、イメージの人が多いです。
自分が後何年で65歳になるか?と考えた時に
「いや、高齢者なんて言ってほしくないわ。」
と思います。
でも、全員が同じように考えるとは限りません。
長年仕事もして、やっとのんびりできると思う人もいるでしょう。
持病があって、健康に不安を感じる人もいるでしょう。
仕事もしたいけど体力的に難しくなって、年金をもらいながら、できる範囲で仕事をする。
そんな選択をする人もいるでしょう。
元気な人が多くなったのは良いことです。
高齢者の定義を見直すのも仕方ないかもしれません。
でも、今回の見直しで不安に感じるのは、高齢者の年齢を引き上げたことで
「社会保障制度」
に影響が出ないのかということです。
一番の心配は年金です。
現在でも厚生年金の支給年齢が段階的に引き上げられており、ゆくゆくは65歳からの支給開始となっています。
それが、定義を変更することで、支給開始年齢がもっと引き上げられるなど、マイナスに動かないかと心配です。
少子高齢化で労働者人口はどんどん少なくなっています。
税収が少なくなる中、ふくらみ続ける社会保障費を削減するため
「高齢者の定義を変えた!」なんてことがないようにしてもらわないと困ります。
健康状態や認知機能は人それぞれ違います。
その幅も非常に広いと思います。
その差を考えずに、仕事や社会参加を強要するようなことはしないでほしいと思います。
では、今日も前向きにいきましょう!