高齢者と認知症と猫と

投稿日:

おはようございます。


今、うちには保護猫が1匹いてね、
先日避妊手術が終わりましたが、
まだまだ子供なので、
まあ、よくバタバタと暴れまわるんですよ。

それでも、かわいいなぁと思ってしまう、
親ばかといいますか、猫バカっぷりを発揮しています。(笑)

猫の思い出

で、そういえば…、

と、思い出したのが、
認知症の利用者さんところで、
キャットフードを食べさせられそうになったなぁ、
なんて話。(;^_^A

以前、あるご夫婦のところに新規で伺ったとき、
認知症が結構ある方だったのですが、
突然、キャットフードとお皿とスプーン、砂糖をもって来るんですね。

ん?もしや…。

「これな~、あんまり味がせんのや~。」
と、カラカラとお皿にON。

え?食べたことあるんかい…。(-_-;)

「ほんだけんなぁ、砂糖かけて食べるんや~。」

お皿に出したキャットフードの上に、バサッと砂糖を、袋からそのままかける。
すると、蟻がブワッと走り出す!

おわわわわわぁぁぁぁぁ~~~。

もちろん、叫びませんよ!
心の中で「おわわわわわぁぁぁぁぁ!」って。

「うん、ありがとう。」にっこり

「今、おなかすいてないから、お気持ちだけいただくね~。」(;^ω^)

「そうなぁ、遠慮せんでええんでぇ。」

お気持ちはと~~~っても、ありがたい。

ありがたいが、食べられない。

楽しい思い出

でね

この思い出、悪い思い出じゃなくて、
私の中では、楽しくて、いい思い出なんですよ。

キャットフードには面喰いましたが、
そこのおうちにはたくさん猫がいて、
多頭飼育で確かに環境は良いとは言えない感じでしたが、
最悪な状態でもなく、とても大事にされていました。

この方のやさしさが、
私をもてなそうとするキャットフード(笑)にも出てましたし、
猫をいつくしむ様子にも出ていました。

認知症になるというのはある意味悲しいことかもしれません。
でも、その人のやさしさとか本質のところは残るんだろうなと、
そんなふうに思ったのでした。

うちの「おぼん」さん(猫の名前です♡)を見ながら、
なんだかそんな昔の話を思い出したお話でした。


では、連休明け、
今週も頑張りましょう!

 

関連記事