chappyさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
タイサンボクが
白くて大きな花をつけてますね。
この花とよく似たので
今の時期に山の中で咲く
ホオノキ(朴木)というのがあります。
タイサンボクも大きいですが
ホオノキはもっと大きく
見上げるような大木になります。
あの「朴葉みそ」につかうホオノキです。
皆さんどこかで食べたことがあるんじゃないかな~。
遠目から見ると花も葉っぱも大きいので
そんなに大きく感じないんですけど
近くに行くと「うわ、でか!」って思います。
子どもの時にこの花が欲しくて、欲しくて
でも、近くまで行くと大きすぎて
まったく手が届かない。
それがあるとき
道端にあったホオノキの一番下の枝に花がついてて
その下に盛り土ががあったんですよ。
そこに上って、手を伸ばしたんですが
あともうちょっとのところで届かない。
ちょうど持ってた傘を使って引き下ろし
何とか手折ることができたんです!
チョーうれしかったんですよ。
が!
うまくはいかないもので
この花、見る人に花を向けようと
どんなに頑張って花瓶にさしても
くるりと下を向いてしまう。
花が大きすぎるのと
葉っぱが輪生で一か所についているので
重みでどうしても前を向いてくれない。
遠くで見て綺麗なものは
近くに持ってくるものではない。
遠くで愛でるものだと
子ども心に思ったものです。笑
このホオノキを使った
朴葉みそは食べたことがあるんですが
もう一つ有名な料理があるそうです。
岐阜県のほうでは朴葉寿司といって
若いホオノキの葉っぱでお寿司を包んで食べるそうです。
これは食べたことがないんです。
聞くところによると
ホオノキの葉っぱが若い時に作る
期間限定の郷土料理だそうで
香りがよくてとてもおいしいのだとか。
一度食べてみたいな~と思うのですが
自分でホオノキの葉っぱを取りに行くのはやめておきます。